【美容室向け】女性美容師さんの産休・育休にどう対応する?失客は多い?アンケート結果を解説
「女性美容師さんが妊娠をきっかけに退職してしまうケースが多い」
「女性美容師さんが産休に入る場合、どう対応すべきか悩む」
とお悩みの美容室オーナー・店長さんへ。
女性美容師さんに長く勤めてもらうためには、産休をどうすべきか考えなければいけません。
今では育休を取る男性も増えているので、女性美容師さんがいない美容室でも大切な問題です。
今回はオーナーや店長、スタイリストさんという以下のようなさまざまな美容師さんに、美容室での産休についてアンケートを取りました。
人材にお悩みの美容師さん、オーナーさんはぜひ最後までお読みください。
・26歳 男性 5年 スタイリスト
・34歳 男性 14年 マネージャー
・40歳 女性 20年 スタイリスト
・48歳 男性 28年 店長
・48歳 男性 30年 オーナー
・49歳 男性 29年 マネージャー
・50歳 女性 30年 オーナー
・50歳 男性 30年 オーナー
・57歳 男性 39年 オーナー
・60歳 女性 40年 オーナー
出産前の美容師さんは休職・退職のどちらが多い?
妊娠中の女性美容師さんの産休・退職についてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。
・産休・育休を取る女性美容師さんが多い…5名
・退職する女性美容師さんが多い…4名
・産休を取る方、退職する方は同じくらい…1名
上記の通り、妊娠中の女性美容師さんは産休・育休を取る方、退職する方がほぼ同じ割合となっています。
それぞれの美容室の理由について、詳しく解説します。
産休・育休を取る美容師さん
人材不足の美容業界で、少しでも長く働いてもらえるようにと色々工夫されている美容室が多くみられました。
産休後ほとんどの美容師さんはお子さんを保育園に預けて復帰しますが、子どもの体調不良で早退したりお休みしたりと、産前と同じように働くことはできません。
そのため、美容室側でフォローする体制が必要となります。
出産前に退職を決める美容師さん
産休を取らず退職する美容師さんが多い店舗の意見として、フォローする体制が整っていないという回答をいただきました。
産後に働く女性が増えているものの、しばらくは子育てに専念したいと退職を希望する方もいらっしゃいます。
また産休と退職の割合が同じくらいと回答された方は、パートタイムか正社員か選んで働けるようにしているという回答もいただきました。
産休・育休で美容師さんが一時的に減る時に美容室ではどう対応・工夫していますか?
産休で美容師さんが減ってしまうことについて、美容室で対応・工夫していることについてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。
・引継ぎをしっかり行う
・スタッフを育成する
・メニューや運営方法を見直す
それぞれについて、順番に解説します。
引継ぎをしっかり行う
スタッフを育成する
メニューや運営方法を見直す
そのほかで行っている美容室での対応
産休を取る美容師さんがいる場合、美容室の対応として最も多い回答は引継ぎをすることでした。
また退職される場合は求人をかける、美容師がつきっきりになるメニューを減らすなどの意見もいただきました。
美容師さんの産休・育休で失客することは多いですか?失客を防ぐために行っていることを教えてください。
美容師さんが産休を取ることになった時、経営層が気になることと言えば失客ではないでしょうか。
美容師さんが産休を取るにあたり、失客があるかどうかアンケートを取ったところ、ほとんどの美容師さんが多かれ少なかれ失客があると回答されました。
最後に、失客を防ぐために行っていることについてのアンケート結果をご紹介します。
美容師さんが産休や退職となった場合、大半の美容室で失客があるということがわかりました。
ずっと指名した美容師さんが出勤しないとなると、やはりお客様側としては美容室に通う動機が弱くなってしまうのかもしれません。
各美容室でさまざまな工夫をされており、事前の引継ぎやハガキ・SNSでの案内などしっかり事前に準備しているようです。
まとめ
妊娠している美容師さんの産休・退職についてのアンケート結果をご紹介しました。
人を雇用する上で、産休や育休への対処は避けて通れません。
産休を取る・退職するという進退を決めるのは美容師本人ですが、どちらを選んでも美容室がスムーズに運営できるよう、オーナーや店長層は体制を整えておく必要があります。
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