ポップの効果を上げたい美容師さん必見!販促効果の高い・低いポップの特徴と設置場所をご紹介

 

「美容室にポップを置いているが効果がない」
「販促効果が高いポップの特徴を知りたい!」

 

とお悩みの美容師さんへ。

 

美容室の販促では定番といえるポップですが、書き方次第で販促効果が変わります。

 

「すでにポップを置いているけれど、あまり販促効果がない」という場合、少しの工夫でお客様の反応が変わるかもしれません。

 

今回は現役美容師さんにポップについてのアンケートを取りましたので、その結果を解説します。

 

ポップで効果が出ないとお悩みの美容師さんは、ぜひ最後までお読みください。

美容室で販促効果の高かったポップの特徴を教えてください

ポップの効果を上げたい美容師さん必見!販促効果の高い・低いポップの特徴と設置場所をご紹介

 

現役美容師さんに販促効果が高かったポップの特徴についてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。

 

・写真が入っているポップ
・手書きのポップ
・ビフォーアフターが分かりやすいポップ

 

それぞれについて、順番に解説します。

写真が入っているポップ

● スタッフが作成した写真付きのポップは、美容室で販促効果がありました。(経営者)
● 美容師自身の写真が載っていたり、美容師が愛用していることが分かったりするポップは効果があります。(女性)

美容室の販促効果が高いポップの特徴として、写真が入っているものという回答をいただきました。

 

お客様がポップを見た時、文字よりも写真の方がイメージしやすく「試してみたい」という気持ちになるのかもしれません。

 

また勤務している美容師さんの写真を使うことで実際に使っていることが伝わると、説得力のあるポップになります。

手書きのポップ

● 手書きのポップは美容室で販促効果があると感じます。(美容師歴10~15年未満)
● スタッフの手書きポップは効果的です。(美容師歴5~10年未満)
● 手書きやシーズンに合わせた提案、美容室の客層に合ったポップは販促効果があります。(美容師歴10~15年未満)

販促効果の高いポップの特徴として、手書きという回答を多くいただきました。

 

特に店販している商材はメーカーがポップを作っていることも多いですが、手書きで手作り感の高いポップの方がお客様の反応が良いようです。

ビフォーアフターが分かりやすいポップ

● ビフォーアフターの写真がしっかり入っており効果が明確に伝わるものや、どんな体験ができるかわかる内容のポップは販促効果があります。(経営者)
● ビフォーとアフターが明確にわかるよう、連動した仕掛けがあるポップは販促効果が高いです。(アシスタント)
● ビフォーアフターが分かるポップは販促効果を感じます。(美容師歴10~15年未満)

美容室のメニューや店販のアイテムについて、ビフォーアフターの写真があればよりわかりやすく、お客様の興味を引くポップになります。

 

「実際にスタッフが使ってみました」ということが分かるポップなら、お客様に安心感を与えることもできるでしょう。

その他で販促効果の高かったポップの特徴

● 現物がポップの前に置いてあり、その時期に合わせたアイテムのポップは美容室で販促効果があります。スタイリング剤は必ずお客様に使うのでポップは置かず、スキンケアや眉マスカラなどのポップを置きます。(美容師歴15年以上)
● 「こんな事に困っている人はいませんか?」のような、相手に投げかけるような見出しのポップは販促効果を感じます。(美容師歴10~15年未満)
● お客様に問いかけるような書き方のポップは販促効果を感じます。(男性)
● アウトバス系のポップは販促効果があります。(美容師歴15年以上)

美容室で販促効果の高かったポップとして、ポップの前に現物を置いておく、時期に合わせたアイテムのポップを置く、問いかける見出しにするなどの回答をいただきました。

 

ポップの書き方を工夫したり、店販の商材なら実物とセットで置いたりするなど、どの美容室でも工夫されています。

美容室で販促効果が低かったポップの特徴を教えてください

ポップの効果を上げたい美容師さん必見!販促効果の高い・低いポップの特徴と設置場所をご紹介

 

現役美容師の方に販促効果が低かったポップについてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。

 

・既製品のポップ
・写真だけ・文字だけなどのシンプル過ぎるポップ
・何のPRかわからないポップ

 

それぞれについて、順番に解説します。

既製品のポップ

● メーカーからもらったポップを美容室に置きましたが、あまり効果はありませんでした。(男性)
● メーカーの既製ポップは販促効果が低いです。(美容師歴10年~15年未満)

店販の商材の場合、メーカーからもらう既製品のポップは美容室においても販促効果が高くないという回答をいただきました。

 

メーカーのほとんどはオリジナルのポップを準備しており、商材と一緒に渡される美容室も多いでしょう。

 

既製品のポップは商材などが大きくアピールされていますが、美容室に置くだけではお客様の反応は良くないようです。

 

既製品のポップを使う場合、手書きで美容師さんがおすすめのポイントを書いたり、オリジナルの写真を追加したりすると販促効果が高まるのではないでしょうか。

写真だけ・文字だけなどのシンプル過ぎるポップ

●文字が多く、美容室に置くだけになっているポップはお客様の反応が良くありません。(経営者)
●色を使わず、単調なモノクロのポップは販促効果が出ません。(アシスタント)
●ただ製品の特長や値段だけが記載されたポップは、販促効果が低いです。(女性)
●商品やメニューの紹介のみのポップはお客様の反応が良くありません。(美容師歴10~15年未満)
●文字が多すぎたり見にくかったりするポップは、販促効果が低かったです。(スタイリスト)

美容室内に置くポップは、待ち時間などにチラっと見るお客様が多いものです。

 

シンプル過ぎるポップは目を引きにくいので、お客様の興味を引くことができません。
オリジナルの写真やカラフルなペンで書いたメッセージなどで、華やかなポップになると販促効果も上がるでしょう。

何のPRかわからないポップ

●イメージ写真だけで、何のPRかわかりにくいポップは美容室に置いても販促効果が低いです。(経営者)

消費者の心理として、何の商品かわからないものは「買いたい」という気持ちになりません。

 

PRの内容かわからないとお客様の興味を引かないので、写真でも文字でも、何のポップなのかはわかるようにしておきましょう。

その他で販促効果が低かったポップ

●季節やその時期に必要ないアイテムや商材はポップを置いても販促効果が低いです。自店の美容室は年齢層が高く、鮮やかなマスカラなどはほとんど需要がありません。(美容師歴15年以上)
●商品系のポップの場合、体験できる商品やテスターがないと美容室に設置しても販促効果が出ません。
●期間限定のお得な企画をポップで掲示しましたが、予約がいっぱいで活用できませんでした。(スタイリスト)

美容室で販促効果が低かったポップとして、季節外のものやテスターがない商材のものという回答をいただきました。

 

商材のポップの場合、できる限り美容室内にテスターを設置するとよりお客様の興味を引くことができます。

 

また期間限定でイベントやキャンペーンを企画しても、予約枠に限界があり活用できなかったという回答もいただきました。

 

施術など予約枠が必要なものは、ある程度枠を確保しておくことも必要です。

美容室のポップで販促効果が高かった設置場所を教えてください

ポップの効果を上げたい美容師さん必見!販促効果の高い・低いポップの特徴と設置場所をご紹介

 

美容室のポップで販促効果が高かった設置場所についてアンケートを取ったところ、以下の回答をいただきました。

 

・セット面
・レジカウンター
・シャンプー台
・待合
・レジ周り
・店外ボード

 

販促効果が高いポップの設置場所として1番回答が多かったのは、セット面でした。

 

お客様が施術を受ける時に座るセット面は最も滞在時間が長く、ポップを見てもらえる時間も長くなります。

 

その他の回答として、レジカウンターやシャンプー台、待合、レジ周り、店外ボードという回答もいただきました。

まとめ

美容室のポップについて、販促効果が高い特徴や設置場所を解説しました。

 

効果的にポップを設置することができれば、美容師さんが直接声をかけなくても客単価のアップが期待できます。

 

現在ポップを設置するも効果が出ていない美容師さんは、ぜひ今回の回答を参考になさってください。

 

大阪・神戸など関西の美容師求人サイトをご紹介しているJOBOON(ジョブーン)では、美容師さんの就職・転職やお悩み解決に役立つコラムを掲載しているので、ぜひ参考にしてください。